たいせつなからだを守るにはどうしたらいいの?(きりんぐみ🦒)

昨年度の3月と今年度の5月に、年中・年長クラスに講師の先生をお呼びしました。
先生は、臨床心理士であり、「いのちとこころの授業」を行っている原田先生です。
保育園などで、子どもたちに「プライベートゾーン」や「ふわふわことば・ちくちくことば」についてのお話をされています。
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年中クラスでは、みんなのたいせつなからだを守るための「タッチ」と「プライベートゾーン」についてのお話をききました。
①タッチ
おともだちのからだを触る「タッチ」は、「ちくちくタッチ」と「ふわふわタッチ」があります。
「じゃあ、廊下で走っていておともだちとぶつかったら、これはふわふわタッチかな?ちくちくタッチかな?」と子どもたちに聞くと、
「ふわふわ!」「ちくちくー?」との答えが。
講師からは、「わざとじゃなかったとしても、おともだちが痛がっていたらちくちくかもしれないね。そういうときは、ごめんねを言おうね」と教えてもらいました。
②プライベートゾーン
プライベートゾーンは、水着で隠れるところとおくちのこと。
「人に見せたり、写真を撮ったり送ったりしないようにしようね」と伝えてもらいました。
最後に、絵本『おしえて!くもくん』の読み聞かせをききました。
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お話のさいごになると、少し疲れてしまったのか椅子から降りて過ごしているおともだちがいました。
そうすると、他のおともだちが「さいごまでお話きこうね」と話しかけてくれました。
講師からは「そうそう、それがふわふわことばだね」と声をかけてもらいました。
からだをまもることは、おともだちに優しく関わることとつながっていて、
日常生活から、自分とまわりのおともだちを大切にする気持ちを育てていけるんだと感じられるワンシーンでした。